03-5755-3811
WEB予約
一度できた虫歯は、もう自然に治ることはありません。そのため、虫歯を治療する際には、患部を削り取り、その部分に詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)をする必要があります。 これらの治療法によって歯の機能や見た目を回復させることを「虫歯治療」と呼びます。 しかし、虫歯が進行して顎の骨にまで影響が及ぶ場合は、治療だけでは対応できず、抜歯が必要となるケースもあります。
上記のような症状がある場合は、なるべくお早めに当院へご相談ください。
一度削った歯は戻りません。それを補うために詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)を行いますが、どんなに優れた材料を使っても、自分の歯には敵いません。自分の歯で食べられることは、いくつになっても心身の健康を維持したり快適な食生活を送ったりすることにつながります。そのため、当院ではできる限り虫歯だけを取り除くことに留意し、健康な部分は残して治療することを目指しています。
虫歯は細菌感染によって引き起こされる病気です。細菌は目では見えないので、治療にあたっては虫歯を判別する薬を用いたり、虫歯の取り残しがないようにマイクロスコープ(顕微鏡)や拡大鏡(何倍にも見える眼鏡)を使ったりして、丁寧に治療を進めていきます。
痛みはなく、歯の表面が浅く溶けた状態。白く濁ったり少し茶色に見えたりする状態。
削りません。歯の表面へのフッ素塗布によって再石灰化をうながし、経過観察します。
痛みはなく、歯の表面に小さく穴が空いている状態。C0のときよりも黒く見えてくる。
虫歯の部分を削って取り除き、レジン(プラスチック)を詰めます。その日のうちに終わります。
冷たいもの、熱いものが染みてくる状態。何もしていないときは、痛みはあまり感じない。 C2あたりで「虫歯かな?」と気が付きます。
虫歯の部分を削って取り除き、レジン(プラスチック)を詰めたり、型取りをして詰め物をつくり後日削った部分に装着したりします。
何もしないでも痛みを感じる状態。虫歯がかなり進行してしまい、神経まで達している状態。
虫歯の部分を削って取り除き、さらに神経も取り除きます。 虫歯の大きさによってはレジン(プラスチック)や詰め物では対応できず、大きな被せ物になることもあります。
さらに虫歯が進んでしまい、根っこだけ残っている状態。
抜歯になってしまうことが多いですが、虫歯を取り除いた後の状態が良ければ抜かずに残すこともあります。
虫歯の治療では、症状の程度や場所によって適切な修復物を選択します。 それぞれの修復物には、セラミック・金属・ジルコニアなどさまざまな素材があります。 また、根管治療などで用いられる「MTAセメント」のような特殊な修復材料も、歯の修復促進に役立ちます。 見た目の自然さや耐久性や費用などを考慮し、ご希望によっては自由診療を選択することもできます。
レジンは、新しい歯科技術を活用した光硬化性プラスチックです。 小規模な虫歯治療や前歯の修復に理想的な選択肢で、健康保険も適用される経済的な治療方法です。
自然な見た目を実現する色調調整が可能で、特に前歯の審美性を重視する場合に適切です。最小限の歯の除去で済み、治療時間も短いため、患者さんの負担が少なくなります。ただし、奥歯など強い咬合圧がかかる部位での使用には注意が必要です。
インレーは、型取りをして製作する詰め物です。前述のレジンでは対応できない大きな虫歯に対応します。保険診療では金属か強化プラスチック(歯の状態による)のどちらかで治療します。セラミックでの治療は自由診療となります。
「金属は耐久性に優れますが見た目は金属色となります。強化プラスチックは色調は良いですが耐久性は金属に劣ります。セラミックは色調もよく、耐久性も強化プラスチックよりありますが、一番の特徴は虫歯になりにくい材料とされていることです。クラウンも型取りをして製作する被せ物と呼ばれるものです。歯全体を覆う治療方法となります。
お問い合わせはお気軽に